茨城県と水戸市は18日、サッカーJ1鹿島アントラーズの選手を含む17人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は計2098人になった。
居住地の内訳は、水戸市4人、龍ケ崎市3人、牛久市、つくば市、土浦市各2人、常陸太田市、古河市、守谷市、神栖市各1人。いずれも軽症か症状はない。
アントラーズの選手は神栖市在住の30代男性。県外で確認された感染者の濃厚接触者だった。名前は公表していない。
チームの発表によると、17日に選手と関係者を検査し、全員が陰性。19日にカシマスタジアムで予定される今季最終戦のセレッソ大阪戦は開催する。
クラスター(感染者集団)が発生した土浦日大高(土浦市)では、女子生徒1人の感染が新たに分かった。関係の感染者は計30人になった。
県は23人が退院するなどしたと発表し、退院者などは計1747人になった。(保坂千裕、松村真一郎)
◆<新型コロナ>茨城県で鹿島アントラーズの30代選手ら17人感染(東京新聞)