J1鹿島などで活躍した元日本代表MF野沢拓也(39)=笠間市出身=が30日、現所属のFC TIAMO枚方(関西リーグ1部)を通し、現役引退すると発表した。野沢は「自分の心がここで終わりだと言っているので素直にそれを受け入れようと思う」などとコメントした。
野沢はジュニアユースから鹿島に在籍し、ユース時代の1999年に17歳でJ1デビューを果たした。優れたボールテクニックや正確なFKを武器に中盤の中心選手として活躍。2007〜09年年のJリーグ史上初のリーグ3連覇などに大きく貢献した。
足元に吸い付くようなボールテクニックとシュートのセンスは、在籍時のチームメートからは「天才」(内田篤人さん)「ジーコを越えた」(小笠原満男さん)などと評価された。
◆元J1鹿島のMF野沢拓也が現役引退 笠間市出身 「鹿島は親以上の存在」(茨城新聞)