アビスパ福岡は8日、松本山雅FCからMF杉本太郎を完全移籍で獲得したことを発表した。
杉本は1996年2月12日生まれの現在24歳。帝京大可児高校卒業後の2014年に鹿島アントラーズへ加入した。ルーキーイヤーとなった2014シーズンはJ1リーグで4試合に出場。2017年には徳島ヴォルティスへ期限付き移籍し、明治安田生命J2リーグで41試合に出場し6ゴールを挙げた。翌年も期限付き移籍期間を延長し、徳島の“10番”を背負って明治安田生命J2リーグ24試合出場1得点を記録した。
2019シーズンに松本へと完全移籍。同シーズンの明治安田生命J1リーグ27試合に出場し2ゴールをマークした。2020シーズンの明治安田生命J2リーグでは36試合に出場し5得点を挙げていた。
完全移籍に際し、杉本は2年間在籍した松本のクラブ公式HPにて「アルウィンで松本山雅のユニホームを着て2シーズンプレーできたことを誇りに思います。支えてくださった松本山雅に関わる全ての方々に感謝します。ありがとうございました」と、別れのメッセージを残している。
新天地となる福岡のクラブ公式HPでは「松本山雅から加入する杉本太郎です。アビスパの皆さんと一緒にクラブの目標達成と勝利のために頑張ります。よろしくお願いします」と意気込んだ。
福岡は2020シーズンの明治安田生命J2リーグを2位でフィニッシュ。2021シーズンは明治安田生命J1リーグで戦うことが決まっている。
◆福岡、松本からMF杉本太郎を完全移籍で獲得「目標達成と勝利のために…」(サッカーキング)