日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年2月20日土曜日

◆【J1かく戦う(5)】清水&鹿島(サンスポ)






★清水 代表GK権田ら補強でロティーナ新監督が守備立て直す


 昨季までC大阪で堅守を構築したロティーナ監督を招き、昨季16位からの浮上を期す。選手補強にも積極的で、日本代表GK権田ら充実の戦力が整い、目標のタイトル奪取も狙える位置にいる。

 2季連続リーグ最多失点の守備改善が急務だが、細かいポジショニング、連動性が求められる組織戦術が徹底的にたたき込まれ、失点の大幅減が期待できる。最後方に構える権田の存在感は抜群で、大分から加入の鈴木義やC大阪から移籍の片山らDF陣の層も厚い。

 攻撃でも昨季チーム最多10得点のFWカルリーニョスジュニオに加え、新顔のFWチアゴサンタナ、高卒2年目の鈴木唯、昨季J2得点ランキング2位のFWディサロら顔触れは多彩。競争の激化がチームの底上げにもつながっている。


★鹿島 上田&エベラウド強力2トップで覇権奪回だ


 ザーゴ監督就任1年目の昨季は序盤のつまずきが響いて5位。速攻と遅攻の使い分けや、強度の高いプレスは洗練されてきているだけに、完成度を高めれば5季ぶりの優勝が射程圏内に入る。

 攻撃の看板は破壊力抜群の2トップ。FWエベラウドとFW上田はともに強さと決定力がある。監督は「優勝を目指すチームとしては多かった」と昨季44失点の守備を課題に挙げる。守備ラインを統率するDF犬飼や21歳のGK沖がキーマンだ。伝統の4バックが基本布陣だが、相手や展開によっては3-4-3も選択肢になる。

 大きく選手が入れ替わった昨季から一転、今季の新加入はブラジル選手2人と埼玉・昌平高から加わったMF須藤らルーキーのみ。築いた土台を生かし、クラブ創設30周年の節目に成果を出したい。




◆【J1かく戦う(5)】清水&鹿島(サンスポ)





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