J1鹿島は20日、小泉文明社長や選手らが鹿嶋市宮中の鹿島神宮を参拝し、今季の必勝を祈願した。新選手会長の広瀬は「必ずタイトルを取ることをお願いしてきた」と国内3冠に向け、気持ちを新たにした。
ザーゴ監督や、来日していないアルトゥールカイキとディエゴピトゥカを除く選手29人らが参加。小泉社長、ザーゴ監督、広瀬選手会長が代表して玉串をささげた。
27日には開幕戦・清水戦が控える。清水は昨季までC大阪を率いた知将ロティーナ監督を迎え、日本代表GK権田ら新戦力も積極補強した。
生まれ変わった相手との一戦に向け、広瀬は「若い選手も多く、激しくやってくる」と警戒した上で、「自分たちの持ち味である球際で勝れば、必然的に勝利に近づく」と闘志を燃やした。
21日は、J2水戸戦と練習試合を行う。ザーゴ監督は選手に対し、「コンディションを公式戦のように、トップに持っていけるように、この試合でも動いてくれ」と伝えた。
広瀬は「試合の入り方や終わり方を意識したい」とシーズン中と変わらない引き締まった表情で語った。
◆J1鹿島、必勝祈願 広瀬「国内3冠必ず取る」(茨城新聞)