日本サッカー協会は18日、今月下旬の国際試合4試合で日本政府から相手の入国が認められたことを明らかにした。政府は新規入国を認めていないが、韓国、モンゴル代表、U―24同アルゼンチン代表の入国が許可され、厳格な防疫対策を条件に自主待機期間も免除される。日本代表の海外組にも適用される。
協会は防疫対策を公表した。まずは検査の徹底。来日前72時間以内から始まり、到着時の空港、入国後は毎日検査を実施し、離日後も14日間追跡する。日本での外出は練習場、ホテル、試合会場に限る。日々の検査で陰性確認されれば練習に参加でき、到着翌日から3日間いずれも陰性となって初めて試合出場が許される。
日本代表は海外組と国内組が別行動になる。宿舎はフロアを分け、練習で使うロッカールームも別。顔を合わせるのはミーティングと練習、試合時だけで、バス移動も別となる。北九州への移動を伴うU―24代表戦は、チャーター機を利用する。コロナ禍での国際試合開催を非難する声もあり、厳格な対応策を政府とともにまとめた。協会の須原清貴専務理事は「健康、安心、安全が最優先。厳しい状況だが、前に進んでいくために(開催する)」と話した。
◇サッカー日本代表は海外組も入国OK…国際試合4試合の相手も(報知)