J1鹿島の町田が31日、東京五輪世代であるU-24(24歳以下)日本代表の活動を終え、チームの全体練習に合流した。29日のU-24アルゼンチン代表戦では先発フル出場して3-0の完封勝利に貢献。「今できることは全て出したつもり。結果が出て良かった」とうなずいた。
試合では左センターバックとしてC大阪の瀬古とコンビを組み、空中戦の強さや適切なカバリング、味方への丁寧な配球を見せた。今夏に予定されている五輪に向けた「最終選考」(町田)との意気込みはプレーで示していた。
それでも「中途半端に前に出てボールを取り切れず、ピンチをつくってしまうこともあった」と反省も忘れなかった。今後はチームで活躍して、冨安、板倉、渡辺剛、瀬古らとの激しいポジション争いを勝ち抜くつもりだ。
鹿島は3日、浦和と敵地で対戦する。リーグ戦は2連敗中。5年ぶりの優勝に向けては負けは許されない。町田は「ここから連戦が始まるので、勝って良い流れに乗っていかなくては。非常に大事な試合になる」と気を引き締めた。
◆J1鹿島・町田「全て出した」 U24代表戦、完封貢献(茨城新聞)