日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年5月13日木曜日

◆鹿島の「圧」炸裂! 被シュート0本の「完全試合」で今季初3連勝(報知)

    




 ◇J1第21節▽名古屋0―2鹿島(12日・豊田スタジアム)

 鹿島がアウェーで名古屋相手に、被シュート0本の「完全試合」で今季初の3連勝を飾った。2列目で起用された運動量豊富なMF小泉を中心に前線からボールを追い、圧力をかけ続けた。名古屋の前向きなパスのほとんどを鹿島が回収。どこに走っても、どこに出しても、白いユニホームに先回りされた名古屋はボールを奪われないようにすることで精いっぱい。ゴールを目指してつなぐことは、90分かなわなかった。

 その圧力が先制点につながった。前半32分。左CKからゴール前に送られたセンタリングを名古屋GKランゲラックがファンブル。DF犬飼の背中に当たって、ゴールに転がり込んだ。名手がまさかのミス。鹿島の圧力が相手GKまで届いていたと見る以外に、理由は見当たらない。今夜の鹿島の守備には、それほどすごみを感じさせた。

 J1で被シュート0本の試合は、2009年11月8日、鹿島が山形相手に記録して以来、2度目。成績不振で解任されたザーゴ監督の後を受けて就任した相馬直樹監督が守備戦術の整理を行うと同時に、常勝軍団としてではなく「チャレンジャーとして戦う」ことを旗印に掲げた。2つの変化が「完全試合」実現に大きく影響している。

 試合後、指揮官は「選手たちが出し切る戦いをしてくれたこと、それが一番うれしい。それによって結果がついてきた。選手たちに感謝したい」とたたえた。




◆鹿島の「圧」炸裂! 被シュート0本の「完全試合」で今季初3連勝(報知)


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