サッカーのJ1鹿島はクラブ創設30周年記念日の1日、新スタジアムの建設構想を公表した。5年後をめどに場所やデザインなどを含む具体的な方針を決める。オンラインで事業計画を発表した小泉文明社長は「(新スタジアムを)常に進化するプラットホームにしたい。町に必要なさまざまな機能を入れたい」とプランのコンセプトを明らかにした。
1993年に誕生したカシマスタジアムに関して老朽化、東日本大震災の影響なども踏まえ、「安全性を含めてこのまま、というのは少し難しい状況になってきたのは事実」と小泉社長。新スタジアム建設と同時に周辺の開発も進めながら、防災、福祉、健康、エンタメといった新たな街のシンボル、一大拠点として整備したい考え。小泉社長は「365日、利用される施設を造っていきたい」と話した。
◆J1鹿島が新スタジアム建設構想を公表 5年後をめどに場所やデザインなど具体的な方針決定へ(茨城新聞)