Jリーグの村井満チェアマンは1日、NPBとの新型コロナ対策連絡会議後のオンライン取材に応じ、来季の観客動員増について言及。「出来る限り100%のお客様を迎えることを目指したい。感染状況に応じ、(入場制限などを)コントロールできる機動的な運営も目指したい」と明かした。
この日の会議では「ワクチン・検査パッケージ」実証実験のデータも検証され、今後の運営について前向きに議論された。専門家チームの三鴨広繁氏も「withコロナの時代に入った。プロスポーツが次に目指すのは元の姿。スタジアムを満員にするのが最終的なゴール。そこに向けて第1歩が踏み出せたと思う」と話した。
一方で「声出し」については依然として慎重な姿勢。感染対策として「飛沫」は最重要ポイント。専門家からも「どうすれば大丈夫か、今は言えない」「マスクを取るのは2~3年は難しいのでは」などの意見も出された。また、現在は2週間に1度のペースで実施しているPCR検査についても、週に1度の抗原定性検査導入など検査のあり方について議論された。
◆Jリーグ 来季は100%動員も視野 村井チェアマン「感染状況に応じ、機動的な運営目指したい」(スポニチ)