鹿島アントラーズは24日、元U-23韓国代表DFキム・ミンテが、北海道コンサドーレ札幌より完全移籍で加入することを発表した。
現在28歳のキム・ミンテは光云大学(韓国)から2015シーズンにベガルタ仙台へ入団。2017シーズンには北海道コンサドーレ札幌へ移籍すると、同クラブ在籍4年半で明治安田生命J1リーグ108試合に出場している。
また、2021年8月には期限付き移籍で名古屋グランパスへ加入。加入後初試合となった明治安田生命J1リーグ第24節湘南ベルマーレ戦では決勝点を挙げる活躍を見せた。さらに、10月30日に行われたYBCルヴァンカップ決勝セレッソ大阪戦で先発出場し、2-0の勝利に大きく貢献。名古屋グランパス史上初の同大会優勝の立役者となった。
まず、キム・ミンテは期限付き移籍で加入した名古屋グランパス退団に際し、クラブ公式サイトでファミリーへコメントを綴っている。
「グランパスファミリーの皆さん。4ヶ月という短い時間でしたが皆さんおかげで奇跡のような時間を過ごせました。名古屋での僕の目標だったルヴァンカップ優勝、ACL出場、ACLでの母国である韓国遠征など素晴らしい経験をさせていただき、本当にありがとうございました。皆さんの応援があったからこその結果だと思います。また、豊田スタジアムという素晴らしいスタジアムと素晴らしい雰囲気のおかげでどんな相手でも負ける気がしなかったです。そのスタジアムで素晴らしい選手たちとファミリーの皆さんと一緒に戦ったのは僕の財産です。たくさんの応援、本当にありがとうございました」
続いて、キム・ミンテは北海道コンサドーレ札幌退団に際し、クラブ公式サイトでファンへコメントを残している。
「北海道コンサドーレ札幌のみなさま。5年間ありがとうございました。札幌の選手じゃなくなっても、コンサドーレが好きなのは変わらないです。ブーイングをされてもコンサ愛はブレません! 言葉で伝えきれないぐらい感謝してます。また会いましょう!」
また、キム・ミンテは鹿島アントラーズ加入に際し、クラブ公式サイトでファンへコメントを伝えている。
「鹿島アントラーズの皆様、初めまして、キム ミンテです。タイトルを獲るためにやって来ました。応援よろしくお願いします」
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