
日刊鹿島アントラーズニュース
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2022年1月21日金曜日
◆シュート練習で目を引いた初招集の19歳・荒木遼太郎、俊輔やジーコが毎日続けたキックの練習…努力は決して裏切らない(中スポ)
◆コラム「大塚浩雄のC級蹴球講座」
1月17日から千葉県内で行われている日本代表合宿では、初日から4日続けてシュートの居残り練習が行われた。90分の全体練習の後、4、5人の選手が日替わりで10分ほど、GKをおいてシュートを打ち込む。ダイレクトパスの交換からダイレクトシュート、ダイレクトパスの交換からコントロールしてシュート。DFは置かず、“フリー”の状態。試合なら、絶対に決めなければならないシチュエーションだ。
決定力不足は日本サッカー界の永遠の課題。特に森保ジャパンでは深刻な問題である。日々の練習を見ていてもシュートの精度は低い。個別には数えていないが、ダイレクトシュートの場合、全体で3割、コントロールしてからシュートの場合は5割程度の決定率だ。百発百中とは言わないが、代表レベルなら6、7割は決めてほしいところだ。
そんな中、目を引いたのは大迫と酒井の2人。威力、コースとも、見ている報道陣をうならせるレベルだ。また上田も決定率が高く、昨季リーグ戦で14ゴール、2年連続2けた得点という成績もうなずける。そしてもう1人、多彩なキックで存在感を示したのが初招集の19歳、鹿島で10番を背負うことになった荒木遼太郎だ。
無回転や縦回転のシュートをきちんと蹴りわけ、コースに決めていく。「去年のシーズンオフからシュートの練習に力を入れてきた。少しずつできるようになりましたが、まだミスが多い。フリーキックなんかも、曲げてばかりじゃGKに(コースを)読まれますから…」。
シュート=キックの精度。GKやDFとの駆け引きも必要だが、狙ったところに思い通りのボールをけることが出来なければゴールは生まれない。日本でキックの第一人者といえば、やはり中村俊輔だろう。セルティックでもFKやCKを任されたその左足は、正確で鋭いボールを生み出した。そのキックは、反復練習のたまものである。毎日毎日、居残って蹴り続け、習得した技術だ。
天才といわれたジーコも毎日、キックの練習を続けて、技術を身に付けたと言われている。努力は裏切らない。キックの精度を高めるためには、反復練習しかない。
いまの日本代表ではセットプレーのキッカーで、絶対的な存在がいない。実際、セットプレーからまったく点が取れていない。得点力不足の一因はそこにもある。
荒木のような若手には、これからも地道な努力を積み重ねて、いつか代表入りしてほしい。キッカーがいないのだから、大きなチャンス。強くて正確なキックにこだわる。サッカーの基本中の基本である。
◆大塚浩雄 東京中日スポーツ編集委員。ドーハの悲劇、94年W杯米国大会、98年W杯フランス大会を現地取材。その後はデスクワークをこなしながら日本代表を追い続け、ついには原稿のネタ作りのため?指導者C級ライセンス取得。40数年前、高校サッカー選手権ベスト16(1回戦突破)。
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