日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年3月1日火曜日

◆J2仙台 今季初勝利、MF遠藤康が後半ロスタイムに決勝弾(報知)









 ベガルタ仙台は今季初のアウェー・水戸戦に先発3人を変えて臨み、両チーム計シュート37本の乱打戦を3―2で制し、今季初勝利を挙げた。MF遠藤康(33)が後半ロスタイム5分に決勝弾。加入後初ゴールで勝利を導き「チームが勝てたことが良かった」と喜びをかみしめた。

 2―2で迎えた後半ロスタイム5分。ゴール前でフリーだった仙台MF遠藤にボールが渡った。丁寧なトラップから冷静に右足を振り抜いてゴール右隅に値千金の勝ち越し弾。右手でガッツポーズをすると敵地に駆け付けたサポーターに駆け寄り歓喜した。「自分のゴールで勝利を決められたのはもちろんうれしいが、チームが勝てたことが一番うれしい」。加入後初得点でチームに今季初勝利をもたらした。

 追いつかれた直後の後半35分に出場。左サイドのDF内田裕斗(26)が逆サイドに大きく蹴ったボールをDF真瀬拓海(23)がヘディングでゴール前に折り返し、「サイドがフリーだったので準備はしてました」。勝負どころを見逃さず、原崎政人監督(47)の「試合を決められると思って送り出した」という期待に見事に応えてみせた。

 鹿島からJ2降格した仙台に移籍。昨季までは練習から激しい競い合いがあり、常に勝利が求められるプレッシャーのなかで15年間戦い抜いてきた。「勝ってうれしいよりホッとするチーム。ベガルタもそういうチームに近づけるように自分がしなければいけない」。高校卒業まで過ごした地元のチームを1年でJ1復帰させることを目標に掲げ、その一歩を自らの手で開いてみせた。

 もう1人、今季新加入のFW中山仁斗(30)も今季チーム初得点&移籍後初ゴールで流れを引き寄せた。0―1の前半34分。MF吉野恭平(27)のシュートが相手ハンドでPKに。「どうしても僕が蹴りたかったので、お願いして蹴らしてもらいました」。昨季まで2年間所属した古巣から一時同点に追いつく恩返し弾を決めた。

 J2での今季1勝はあげたが、ホームでの開幕・新潟戦(0△0)同様、相手のプレスや自陣でのパスミスで何度も危機を招くなど、まだ課題は山積している。指揮官は「プレッシャーがある中でも精度を高めていくトレーニングを継続していきたい」と次節・群馬戦(3月6日、ユアスタ)に向け修正していく。(山崎 賢人)


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