
日刊鹿島アントラーズニュース
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2022年3月8日火曜日
◆【番記者の視点】鹿島のセンターバックが背負うもの…キム・ミンテの涙から読み解く(報知)
◆明治安田生命J1リーグ ▽第3節 鹿島1―0柏(6日・カシマ)
鹿島の初勝利となった柏戦後、DFキム・ミンテの目には涙が浮かんだ。2節川崎戦でDFラインの不安定さから崩れ、ルヴァン杯のC大阪戦(2日)でも序盤で失点に絡んだ。今季新加入の助っ人は連敗の責を問われてもおかしくないプレーぶりだった。この日も心の揺らぎを感じる場面が見受けられたが、対人、空中戦では踏ん張った。この1週間向き合った思いが涙になって表れた。
試合後、岩政コーチが思いを代弁した。
「ほかのJクラブとの比較は良くないが、このクラブが持つセンターバックへの期待、勝たなければいけないプレッシャーがある。ミスから負けたこともあり、かなりのしかかっていたものがあった。(試合後にミンテに)よく乗り越えたという話はした」。
鹿島でセンターバックを務めた同士。経験者にしか分からない重さがあるのだろう。岩政コーチはその涙を見て「まだまだ気持ちが分かる年齢ですから」と必死にこらえたという。
鹿島の強化部は優勝できる、できないの基準をセンターバックに求める年間を通して行われるリーグ戦では、特に安定した守備が必須であることを過去8度の優勝で学んだ。昨季までDFラインの要としてチームを引っ張ってきた犬飼智也に対し、一定の評価を与えながら、浦和移籍を無理に引き留めなかったのは優勝できなかった結果を重視したから。2003年オフ、議論を呼んだ秋田豊への戦力外通告は財政難があったにせよ、2シーズンリーグ優勝から遠ざかったことも理由だった。重くシビアな判断が下されるポジションだ。
「DFは勝って初めて評価される。勝たなかったら何もない」と言った内田篤人。
「DFの評価は勝利の数」と言った岩政。
彼らは加入当初から言っていたわけではなく、鹿島でプレーすることで口にするようになった。勝利こそ生きがいのポジションだからこそ「嫌われ役」にもなれるし、味方を怒鳴ることができる。「鹿島のDFラインでポジションを取れば即代表」と言われるようになったことと、こうしたクラブが持つ基準は無関係ではないはずだ。
生え抜きの関川は、このことを強く意識している。加入間もないミンテは、他クラブとの違いをより感じ取っていたのだと推察する。試合後、関川は「前節は自分のミスで失点してチームが崩れた。本当に1週間、苦しかったですけど、(岩政)大樹さんからラストチャンスと言われていた。それにこたえて、無失点で勝てたといのは自分の中でも大きな自信になる」と安どした。
ホーム初勝利で2人は一つのヤマを越えた。ただ、岩政コーチが「乗り切って、乗り越えて、次に向かうことになれた試合だった」と言うように、鹿島センターバックの歴史を紡いでいくためには、乗り越えるべき「次」がある。(内田 知宏)
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