◆天皇杯▽ラウンド16 鹿島2―0G大阪(13日・カシマスタジアム)
鹿島が快勝で6大会連続(コロナ禍で大会方式が変わった20年度大会除く)8強入りを決めた。後半26分、MFディエゴピトゥカがミドルを決めて先制。中央やや右から左足でゴール右上に突き刺したピトゥカは「チームメートの助けになりたいという思いで戦っている。今日も全員で最後まで戦い、次のラウンドに進むことができて良かった」と喜んだ。
5分後の同31分にはDF安西幸輝のクロスをFWエベラウドがヘディングで追加点。「その前の(安西)幸輝のクロスが完璧だった。あまりにも素晴らしいクロスだったので力を入れる必要もなく合わせるだけだった」とエベラウド。今季、ミスが目立つ安西も「プレーしてきてこんなに苦しい思いをしたことはなかった。それを表に出しているつもりはなかったが、チームメートは気にかけてくれていた。いいチームメートを持った」と鈴木らから受けた手荒い祝福を受け入れた。
◆鹿島完勝で8強入り ピトゥカの芸術弾、エベラウドの迫力弾 G大阪に今季4連勝(報知)