日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年7月31日日曜日

◆【J1採点&寸評】横浜2-0鹿島|韓国戦から中2日でフル出場し、豪快なミドルシュートも決めた岩田がMOM。ビッグチャンスを逃した土居は厳しく評価(サッカーダイジェスト)






横浜――岩田は疲れを一切見せず、攻守に存在感を示した


[J1第23節]横浜2-0鹿島/7月30日/日産スタジアム
 
【横浜|採点】
スタメン)
GK
高丘陽平 6.5
DF
松原 健 6.5
實藤友紀 6.5(80分 OUT)
エドゥアルド 6
永戸勝也 6.5
MF
喜田拓也 7(75分 OUT)
岩田智輝 7.5【MAN OF THE MATCH】
西村拓真 6.5(86分 OUT)
FW
仲川輝人 6.5
アンデルソン・ロペス 6.5(75分 OUT)
エウベル 7(80分 OUT)
 
途中出場)
MF
藤田譲瑠チマ 6(75分IN)
FW
レオ・セアラ 6(75分IN)
MF
山根 陸 -(80分 IN)
FW
水沼宏太 -(80分 IN)
FW
マルコス・ジュニオール -(86分 IN)
 
監督)
ケヴィン・マスカット 7

【横浜|寸評】
 鹿島のハイプレスを上手くかわしながらポゼッションし、サイド攻撃からリズムを作ると、37分に先制する。後半も早々に追加点を奪い、その後は丁寧にパスを繋いでゲームを支配。中盤の攻防もほとんど負けず、危なげない試合運びで天王山を制した首位チームは、2位鹿島との勝点差を「8」に広げた。
 
 E-1優勝を決めた韓国戦のピッチに立ち、中2日で迎えたこの鹿島戦にも先発した岩田をMOMに選出。序盤こそパスミスはあったものの、日本代表戦での疲れを感じさせない運動量で、中盤での強度の高いディフェンスとチーム2点目の豪快なミドルシュートは見事だった。先制弾のエウベルは持ち前のドリブルで何度も仕掛けるなど、積極性が光った。實藤は鈴木の対応に手を焼くシーンもあったが、競り合いでは簡単に負けず。8試合ぶりに先発出場した喜田は中盤での潰し役を担い、相手の攻撃を何度も摘み取った。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。




鹿島――横浜に中盤を支配され2失点


[J1第23節]横浜2-0鹿島/7月30日/日産スタジアム
 
【鹿島|採点】
スタメン)
GK
クォン・スンテ 5
DF
広瀬陸斗 4.5
関川郁万 5
三竿健斗 5
安西幸輝 4.5(64分 OUT)
MF
舩橋 佑 4.5(64分 OUT)
樋口雄太 5
和泉竜司 5
アルトゥール・カイキ 4.5(79分 OUT)
FW
土居聖真 4(58分 OUT)
鈴木優磨 5.5
 
途中出場)
FW
エヴェラウド 4.5(58分 IN)
DF
常本佳吾 4.5(64分 IN)
FW
ディエゴ・ピトゥカ 4.5(64分 IN)
MF
ファン・アラーノ -(79分IN)
 
監督)
レネ・ヴァイラー 4.5


【鹿島|寸評】
 序盤は相手DFの背後を狙いながらカウンターを仕掛け、横浜のゴールを脅かすシーンもあったが、ショートカウンターから一瞬の隙を突かれて失点すると、後半も早々に2失点目を喫し、守備に追われる時間が続いた。流れを変えるための交代も奏功せず、横浜のポゼッションサッカーの前に沈黙した。
 
 鈴木は前線からハイプレスをかけ、攻撃時はボールを収めてサイドに展開するも、横浜のゴールを脅かすシュートは打てず。その鈴木とツートップを組んだ土居も、13分のゴール前でのビッグチャンスを空振り。あそこは決め切りたかった。三竿、関川の両CBは守備に奮闘するも、最初の失点は二人の間を突かれたもの。ポジショニングは改善したい。交代出場したD・ピトゥカやJ・アラーノらも目立った動きを見せることはできなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)


◆【J1採点&寸評】横浜2-0鹿島|韓国戦から中2日でフル出場し、豪快なミドルシュートも決めた岩田がMOM。ビッグチャンスを逃した土居は厳しく評価(サッカーダイジェスト)





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