日本サッカー協会は13日、東アジアE―1選手権(19日開幕・カシマ、豊田)の代表26人を発表した。
国内組だけで招集した森保一監督(53)は「優勝を目指す。そのなかでパフォーマンスを見て、W杯の選考にもつなげたい」とコメント。全員にW杯代表のチャンスがあることを強調した。
初招集は10人。J1で首位の横浜Mからは、元日本代表の水沼貴史氏を父に持つ、32歳で初招集のMF水沼宏太ら7人、4位の広島から6人も招集されたが、今季2位と好調の鹿島からは選ばれなかった。
エースFW鈴木優磨(26)はリーグ戦で7ゴールをあげながら今回も呼ばれず。「なぜ?」という声が、あちこちから挙がっている。
森保監督は就任した2018年11月のキリンチャレンジ杯に鈴木を初招集も、けがで辞退。その後もメンバー入りはなく、森保監督と鈴木の〝不仲説〟も流れている。
しかし、実際は今回も含め、何度も打診されており「鈴木は招集されるたびに、本人がその都度辞退した。招集されてもあまりプレーのチャンスが与えられない代表よりも、クラブに貢献したいという気持ちが強いようだ」(鹿島関係者)のが真相。
鹿島フロントが説得も、最終的には本人がNOだったという。 (久保武司)
◆東アジアE―1選手権、代表発表も鹿島のエースFW・鈴木優磨はナゼ選外? 真相は「プレーのチャンスが与えられない代表より…クラブに貢献したい」(zakzak)