日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年11月30日水曜日

◆柴崎岳が待つ出番の時「僕の中では点が欲しい時とか…」(ゲキサカ)






 日本代表MF柴崎岳(レガネス)がカタールW杯スペイン戦に向けた29日の練習後、報道陣の取材に応じた。チームは現在、スペインの分析映像を通じて「どういったところに強みがあるか弱みがあるかを共有している最中」。その上で「まだまだ意思統一しているところはたくさんある。残りの時間でさらにブラッシュアップできたら」と展望を語った。

 前回ロシアW杯では全4試合に先発したが、今大会ではここまで出場機会ゼロ。大会直前にボランチの負傷者が続出したが、いずれも準備期間中に復帰を果たしたこともあり、ピッチに立つには至っていない。

 それでも初戦のドイツ戦を控えた取材対応で「自分が試合に出ようと出なかろうと、日本代表というチームの中でやるべきことは自分の中で整理できているし、自然な心持ちでいる」と話していたように、日々のトレーニングに変わらぬ姿勢で励み、試合中には出場している選手をサポート。チームの一員としての振る舞いを続けている。

 もっとも、出番に向けた準備を怠ることはない。これまでの2試合ではリスクを避けた戦いが続いたが、スペイン戦は勝たなければ決勝トーナメント進出が危うい状況。柴崎に求められるであろう役割は明確だ。

「一本のパスで局面を変えることを強みにしているので、そういったところはチャンスになる。いろんな想像はできるけど、僕の中では点が欲しい時とか、そういった姿勢を見せなきゃいけない時に、相手に少し怖さを与える意味でもそういったプレーが重要になる」。6年間を過ごしてきた国の代表との運命の一戦、背番号7がひそかに爪を研いでいる。

(取材・文 竹内達也)





◆柴崎岳が待つ出番の時「僕の中では点が欲しい時とか…」(ゲキサカ)





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