サッカー日本代表は29日、1次リーグ第3戦のスペイン戦に向け、ドーハ市内で冒頭以降は非公開でトレーニングした。先発出場したコスタリカ戦でシュートゼロに終わったFW上田綺世(24)=セルクル・ブリュージュ=は「自分にないものは出そうと思って出せるものではないと思うので、自分が持っている武器、自分がやってきたことを信じる必要がある」と話した。
スペインはボール保持のクオリティーが高く、支配される時間が長くなることが予想される。上田は「(ボールを)間違いなく持たれると思うので、その中で隙を狙ったり、隙を作ったりして、1発を狙うというのは必要だと思う」とストライカーの役割を強調。「相手に脅威だと意識させるのは、フォワードの動き出しが1つの要素だと思うのでカウンターや背後は狙っていかないといけない」と話した。
◆上田綺世、名誉挽回へ「自分がやってきたことを信じる必要ある」 スペインの隙突き1発だ【カタールW杯】(中スポ)