20日開幕の女子W杯(オーストラリア、ニュージーランド共催)に向けた「なでしこジャパン壮行会―BE YOUR BEST SELF―」が6日都内で行われ、第2部のトークショーで元日本代表DF内田篤人氏が、なでしこジャパンの魅力として「個人→チームワーク」をあげた。
内田氏は用意されたボードに「個人→チームワーク」と記載。「チームワークに逃げない。個人がしっかりした、そこからチームワークだと思うんですよ。今の選手は海外も行ってて個人でしっかりしてるので、そこからチームとしてどういくか。非常に仲がいい。ただ、仲良しこよしではない。W杯に向けて入っていった中で、どうやって仕上がっていくかが僕は強みと思っている。チームワークは互いの良さを引き出してくれるけど、弱さを助けてくれるんだったら意味がない。個人としてしっかりできた11人、ベンチの全ての選手が戦えるのがチームワーク。そこは期待したいし、強さでもある」と口にした。
内田氏の指摘に、同席した元なでしこジャパンの阪口夢穂さんは「ええこと言いますね、やっぱり」とうなずいていた。
またDF岩清水梓(日テレ東京V)も「個人はみんなちゃんとしてる。大会を勝ってく上で、出る選手、出ない選手がでてきちゃう。そこでも支え合う。ベンチメンバーがこれだけ声を出してくれてるから、11人頑張ろうよみたいな。うちらの時はすごくいい雰囲気だった。その全員が1つになっていくことが大事かなと思います」と振り返った。
W杯優勝メンバーの回想に内田氏は「勝った人が言うと響きますね。いいわ。経歴強ぇわ」と口にしていた。
◆内田篤人氏、元なでしこ岩清水梓のW杯優勝秘訣を聞き「勝った人が言うと響きますね。いいわ。経歴強ぇわ」(報知)