日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2023年8月26日土曜日

◆【鹿島】岩政監督が語る『成長期』。「7月の段階で『入った』と捉えた。停滞期はどの世界でも、誰にでも起こること」(サカノワ)



岩政大樹


新潟戦へ「サポーターの皆さんの力を借りながら、さらに一歩、先へ進められる一戦にしたい」。


[J1 25節] 鹿島 – 新潟/2023年8月26日18:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズの岩政大樹監督が8月25日、翌日のアルビレックス新潟戦に向けて、「ホームで続き、後半戦へ勢いをつける試合だと捉えています。サポーターの皆さんの力を借りながら、さらに一歩、先へ進められる一戦にしたいです」と抱負を語った。

 また、チームの「成長期」について。岩政監督はこの夏、進化の時期に突入していると説明した。

「成長する段階と停滞する段階を合わせて『成長期』になります。そこに至るまでに整理をつけないとバラバラのままで、成長期には入っていきません。

 そこは7月の段階で『入った』と捉えていました。

 ただ停滞期はどの世界でも、誰にでも起こることなのだと選手に伝えていました。今後も、結果的に上手くいく時も行かない時もあるでしょうが、その時期(成長期)に入っているので、相手によって変わるもの、試合によって変わるものをどんどん学びながら、アップデートしていく作業を繰り返していけばいいと思います。

 それによって選手が自信をつけているのも間違いありません。よくここまで我慢強く、選手たちがチームを作ってきたいと思っています」

 また、鹿島の取り組みはより先端を走っていると、指揮官は語った。

「タイトルを獲った時により話せる内容であると思いますが、ウチのチームの作り方は、どこのチームとも似ていません。現代サッカーという枠組みの中で、日本では『戦術的』『再現性』という言葉は、同じ選手が同じ場所にいることを言う風潮にあります。10年前のヨーロッパがそうだったと思います。

 ウチはそうではなく、自分たちの中で再現性を持っています。自分たちの中で、こういうものをこういうふうにやろうと取り組んでいます。外から見るとよく分からない。それが僕たちの作ってきたもので、それが分析がどんどんできる時代に、有効な手だと思ってやっています。

 今ヨーロッパはそこに少しずつ入ってきています。自分たちはそこを先取りにしようとやっています。そこは良くできていると思います。選手たちは難しい局面もありましたが、ここまで来てしまえば、相手は分析できない、自分たちは理解している中でできています。

 さらにより良くするため、あとは質やタイミング、精度を上げていきたいです」

 指揮官はそのように鹿島の新スタイルができつつあると強調した。

 今季は新潟とルヴァンカップを合わせると公式戦3度対戦して2勝1敗。4月のアウェーでのリーグ戦は鈴木優磨と垣田裕暉のゴールで、2-0の勝利を収めている。




◆【鹿島】岩政監督が語る『成長期』。「7月の段階で『入った』と捉えた。停滞期はどの世界でも、誰にでも起こること」(サカノワ)





Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事