日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年11月20日月曜日

◆【鹿島】本山雅志氏「本山2世はすぐ見つかる。すぐ超えていく」悔いは「W杯出てみたかった」(ニッカン)



本山雅志


<本山雅志引退試合:アントラーズ・レジェンド9-5MO10・フレンズ>◇19日◇カシマ

今年4月に現役を引退し、現在は鹿島アントラーズのアカデミースカウトとして活動する本山雅志氏(44)の引退試合「モトフェス」が行われ、本山氏はハットトリックで最後の試合を締めくくった。

ジーコ氏(70)や東福岡高校時代の恩師の志波芳則氏(72)も駆けつけた。主役は、ちょっぴり目が潤んだようにも見えたが「プロになって泣いたことがないので。今日も泣くかなと思ったけど…。泣かなくなりました」と最後まで笑顔を貫いた。

「仲間に恵まれたサッカー人生」と振り返る一方で、悔いについて問われると「悔いはあります。W杯出てみたかった」。鹿島の同期は曽ケ端準氏、中田浩二氏、小笠原満男氏。本山氏は「五輪は出たけど、ワールドカップ(W杯)出てないし。あの世代の中ではみんなW杯出た。乗り遅れた。残念だった。中盤にいい選手がたくさんいてなかなか勝負できなかった。けがも多かった。でも、あきらめず、ふてくされず、やり続けた。同期の活躍は刺激だし、ライバル。いい距離感でいられて感謝しています」と話した。

子供のころから、サッカーが楽しくて続けてきた。「練習はしないといけない。楽しい時が一番伸びる。サッカーはミスがあるスポーツ。ミスをしたとき、何でミスしたのか考え、少しずつ技術上がっていった」。子供たちへ「小学生は楽しくサッカーをすること。ボール触っただけうまくなる」とアドバイスを送る。

「本山2世を見つけてほしい」と周囲から言われるが、「本山2世はすぐに見つかる」と言い切る。「僕より技術高い子供がいる。止める・蹴るがうまくなっている。本山はすぐ超えていく。その中でスルーパスとか、オリジナリティーを持ってやってくれる選手が出てくるとおもしろい。たくさんいますよ」と目を輝かせた。





◆【鹿島】本山雅志氏「本山2世はすぐ見つかる。すぐ超えていく」悔いは「W杯出てみたかった」(ニッカン)





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