鹿島の来季の新監督にFC東京やJ2町田などを率い、現在はセルビア1部のボイボディナを指揮するランコ・ポポヴィッチ氏(56)が就任することが、13日までに決定的となった。レネ・ヴァイラー元監督(50)に続いて、クラブ史上2人目の欧州出身監督の招聘(しょうへい)となる。
ポポヴィッチ氏は09年に大分の監督に就任。JFL町田監督を経て、12年に就任したFC東京では、ボール保持を重視した攻撃的なサッカーを展開。20年に再登板したJ2町田では日本代表MF佐野海舟も指導した。
鹿島は22年8月にコーチから昇格した岩政大樹監督(41)が今季限りで退任。7年連続国内無冠と不振にあえぐ常勝軍団の復活はJリーグを知り尽くした指揮官に託された。
◇ランコ・ポポヴィッチ 1967年6月26日生まれ、セルビア出身の56歳。現役時代はオーストリア1部シュトゥルム・グラーツで元日本代表監督のイビチャ・オシム氏の下でプレー。06年に広島のコーチとして来日。09年に大分の監督に就任し、その後はJFL町田やFC東京、C大阪などの監督を歴任。14年にC大阪を解任されて日本を離れたものの、20年に再びJ2町田の指揮官に就任した。
◆鹿島 新監督にポポヴィッチ氏 常勝軍団復活へクラブ史上2人目の欧州出身指揮官を招聘(スポニチ)
「ランコ・ポポヴィッチ氏(56)が就任することが、13日までに決定的となった」
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) December 13, 2023
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