日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年1月22日月曜日

◆【鹿島】ポポヴィッチ監督が語った柴崎岳を主将に指名した理由「ガクが帰ってきたことがどれだけ大きく重要か、鹿島に関わる全ての人が認識している」(サカノワ)



柴崎岳


「ガクは全てを背負わず、これまで見せてきた姿勢、プレーをしっかり見せてくれれば」


 J1リーグ鹿島アントラーズの2024シーズンの新体制発表会が1月21日、鹿嶋勤労文化会館でサポーターのソシオ会員を招いて開催され、ランコ・ポポヴィッチ監督と新加入やレンタルバックした選手がそれぞれ抱負を語った。

 新体制発表会のあとメディア取材が行われ、ポポヴィッチ監督は鹿島でタイトルを獲得するために来たと強調。チームはすでに始動し、これまでの好感触も口にした。

「(新体制発表会を終え)期待の大きさを感じました。それに応えるため、私もここに来ました。常に結果を求められるクラブだと認識しています。その思いに応えられるように日々、全力を尽くしています。サポーターの皆さんは常に笑顔でトレーニングに来てくださり、温かい言葉をかけてくれて、パワーと勇気をもらっています。とても嬉しく思っています。いい関係を築き、期待に応える仕事をしたいと思っています」

 また、昨季鹿島に復帰したロシア・ワールドカップ日本代表メンバーである柴崎岳をキャプテンに指名した。その理由について、新指揮官は「ガクが鹿島アントラーズに帰ってきたことが、どれぐらい鹿島にとって重要であり大きいことかを、我々鹿島に関わる全ての人が認識しています」と語って続けた。

「彼は彼らしく、自分の姿でチームを引っ張ってもらいたいです。キャプテンマークを巻かなくても、(鈴木)優磨、ナオ(植田直通)と、キャプテンと同じ資質、リーダーシップを持った選手たちがいます。鹿島で長いキャリアを築いて、タイトル獲得の経験ある選手たちが、今の若手たちに鹿島のユニフォームに袖を通すのは、どういうことかを示してほしいです。ガクだけでなく、選手全員がキャプテンのつもりで、チームを引っ張っていくことが重要だと思います」

 そのうえで柴崎には、“ガクのありのまま”を示し続けてもらいたいとも訴えた。

「ガクは全てを背負わず、これまで見せてきた姿勢、プレーをしっかり見せてくれればと思います」

 セルビア1部リーグではFKヴォイヴォディナを率いて7位につけ、そのアグレッシブなスタイルは現地で高く評価された。そのシーズン途中、鹿島が引き抜いてみせた形になった。

 セルビア出身、オーストリアの国籍を持つ56歳のポポヴィッチ監督も、日本では通算15年を戦っている。さらに経験値を積んだポポスタイルで挑む。

 その全ての経験を柴崎とも共有しながら、チームに還元して悲願のタイトルを狙う。




◆【鹿島】ポポヴィッチ監督が語った柴崎岳を主将に指名した理由「ガクが帰ってきたことがどれだけ大きく重要か、鹿島に関わる全ての人が認識している」(サカノワ)





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