鹿島アントラーズの大卒1年目DF濃野公人(21)が、名古屋グランパスとの開幕戦(24日、豊田ス)で右サイドバックの先発出場が濃厚だ。
20日、オンライン取材に応じた濃野は「ワクワクな気持ちと大舞台の緊張の両方ありますが、今はやってやろう、という気持ちの方が強い。鹿島の一員として胸を張ってプレーしたい」と意気込んだ。
福岡県出身で大津高(熊本)、関学大を経て鹿島に加入。高校時代から鍛えた走力と、得点やアシストに絡む攻撃性が持ち味で、J2水戸とのプレシーズンマッチでも先発。練習でも主力組でプレーしている。
ポポビッチ監督が求めることに加え、自身の持ち味を発揮することを考えながら練習に臨んでおり「最近は、監督が求めることにプラスアルファしたものが出来ている手応えがある」と話す。
鹿島は16年を最後に国内タイトルから遠ざかる。今季のクラブの目標はタイトル奪還。濃野は「(新人選手の)僕の成長がアントラーズの成長につながる」と自負しており「プロ1年目ですけどそこは関係なく試合に出続けて、タイトルを取って、そこに胸を張って貢献したと言える1年にしたい」と力を込めた。
02年3月生まれで、パリオリンピック(五輪)の世代。鹿島で先発に定着し、結果を残し続ければ、パリ切符への道も見えてくる。
◆【鹿島】パリ五輪世代の濃野公人、名古屋との開幕戦先発へ「鹿島の一員として胸を張ってプレー」(ニッカン)
『プロ1年目ですけどそこは関係なく試合に出続けて、タイトルを取って、そこに胸を張って貢献したと言える1年にしたい』
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) February 21, 2024
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