明治安田J1は23日、開幕する。第1節第1日は各地で2試合が行われ、8季ぶりの優勝を目指す鹿島は、豊田スタジアムで名古屋と開幕戦を戦う。キックオフは午後6時。始動から積み上げてきた攻撃的なスタイルを存分に発揮し、好スタートを切りたい。
選手もポポビッチ監督も一貫して、勝利へのポイントについて「ここまでやってきたことをピッチで表現することが重要」と口をそろえる。今週の練習でも、ボールを失った後の即時奪回の精度や、少ないボールタッチでの攻めの構築など、鍛え上げてきた戦術の強化や再確認に時間を割いた。
対する名古屋は、長谷川健太監督が率いて3季目となり、堅守をチームのベースとしてきた。ただ、今季は昨季のDFラインの主力がこぞって退団。まだ守りにもろさがあると考えられる。鹿島は縦に速いアグレッシブな攻めで、相手守備網を翻弄(ほんろう)したいところだ。
一方で、名古屋のアタッカー陣は昨季に比べて厚みを増している。隙を見つけては得意の速攻で襲いかかってくるだろう。植田は「身体が強い選手やスピードがある選手もいるが、相手のストロング(強み)を消しながら試合を進めたい」と気を引き締める。
いよいよ奪冠に向けた戦いが幕を開ける。重要な開幕戦で結果を得て、ポポビッチ新体制の〝強さ〟を示したいところだ。
水戸戦から、#津久井佳祐 → #関川郁万、#藤井智也 → #樋口雄太、樋口→ #佐野海舟 の3ポジション、2選手を入れ替え。#植田直通『相手のストロング(強み)を消しながら試合を進めたい』
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) February 22, 2024
◆J1開幕 新生鹿島 いざ出陣 23日敵地名古屋戦 素早い攻撃で守備崩せ(茨城新聞) https://t.co/AM2k8Dl4Y8 pic.twitter.com/7DvajwZcTx