鹿島のMF佐野海舟(23)が11日、京都戦(13日、カシマ)での連敗ストップを誓った。
チームは3日の福岡戦、7日のFC東京戦とアウェー2試合で零敗。「ここで負けを重ねてしまったら優勝争いはできないと思う」と危機感を口にした日本代表ボランチは「自分たちがやっていることに自信を持って、試合で出す準備を全員でしていければいい」と意気込みを語った。
中盤の主導権争いで優位に立つ。京都について「球際が激しいチーム」と警戒を示し、「そこで負けていたら相手に流れを持っていかれると思う。中盤としてはセカンドボール、球際の部分でしっかり勝って、流れを持っていかせないことが仕事になる」と表情を引き締めた。チームは得点力不足に悩まされているだけに、積極的な攻撃参加にも意欲。「自分もどんどんゴール前にいかないと攻撃の厚みは出ないと思う。この前の試合(FC東京戦)も自分がシュートを決めていればもっと楽な展開になっていた。攻撃の質の部分をもっと高めていかないといけない」と言葉に力を込めた。
3月の代表活動はケガで辞退。同30日の磐田戦も欠場したが、福岡戦からスタメンに復帰した。「意外に早く復帰できた。コンディションの面でまだまだ上げていけるところはある。余裕を持って体が動いていけば、まだまだいろんなことにチャレンジできると思う」。3試合ぶりの勝利へ攻守でフル回転する。
◆鹿島MF佐野海舟 13日京都戦で連敗ストップ誓う「ここで負けを重ねたら優勝争いはできない」(スポニチ)