「我々が2年連続で敗戦していることからも分かるように、十分に力を持ったチーム。どの試合も同じですけれど、真剣に臨んでいかなければいけない試合。我々の出せる力をピッチの中で100%見せることは必須」
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◆鹿島ポポヴィッチ監督 因縁の甲府戦へ「倒さなければいけない相手はしっかりと倒す」21日天皇杯4回戦(スポニチ)
鹿島は21日、天皇杯4回戦でJ2甲府と対戦する。20日にオンラインで取材対応したポポヴィッチ監督(57)は「タイトルを獲る道のりの中で、倒さなければいけない相手はしっかりと倒す」と言葉に力を込めた。
因縁の相手と3年連続で顔を合わせる。準決勝で対戦した22年は0―1で敗退。前回大会の3回戦ではPK戦の末に敗れた。16年以来のタイトル奪還へ、三たびの金星献上は許されない。指揮官は「我々が2年連続で敗戦していることからも分かるように、十分に力を持ったチーム。どの試合も同じですけれど、真剣に臨んでいかなければいけない試合。我々の出せる力をピッチの中で100%見せることは必須」と表情を引き締めた。
直近のリーグ5試合は2勝1分け2敗。結果、内容ともにやや安定感を欠いているだけに、「頂点に立つためには調子の波を見せてはいけない」と強調する。「隙を見せずに全員がやるべきことに集中し、ミスを恐れない姿を見せ続けることができれば、相手がどこであろうと関係ない」。あくまでもベクトルは自分たちに向け、三度目の正直を狙う。