「我々は最後に、広島が今いる位置に立ちたい。もし優勝したかったら、やはりピッチの上で彼らを上回ることが必要」
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◆鹿島ポポヴィッチ監督「チーム力を見せる」17戦連続無敗のホームで広島との大一番 クラブ記録に並べるか(スポニチ)
鹿島は13日にホームで首位・広島と対戦する。ホームでは今季負けなしで、昨年10月から17試合連続で無敗を継続中。広島戦で引き分け以上なら07年8月~08年8月に記録したクラブ記録の「18」に並ぶ。未消化を1試合残し、広島とは勝ち点7差の4位。逆転優勝に望みをつなげるべく、難攻不落の要塞(ようさい)となりつつあるカシマスタジアムでリーグ7連勝中の首位を叩く。
狙うは前回対戦の再現だ。5月は敵地で3―1と会心の勝利。攻守に隙のない戦いだった。13日にオンライン取材に応じたポポヴィッチ監督(57)は「大切なのは我々が前期の試合で見せたこと。90分間を通してあらゆる場面でチームとしての力を見せること」と強調した。
選手には前回の広島戦の映像を視聴することを指示。「ここ最近、うちが前半戦で見せていた奪われた後の反応の速さ、トランジションの速さが少しだけ失われていた。そこに関しては次の試合で修正していかなければいけない」と引き締めを図った。
12日は試合2日前では異例の非公開練習を実施。3週間ぶりの試合だが、中断期間は「非常にいい準備ができた」。シーズン終盤に向けた充電は完了した。「我々は最後に、広島が今いる位置に立ちたい。もし優勝したかったら、やはりピッチの上で彼らを上回ることが必要」。万全の準備を整え、優勝争いの生き残りを懸けた大一番に臨む。