守備でもこぼれ球奪取がチーム最多の6回。エリア別ではATで4回と高い位置での奪取が目立った。ボールゲイン(パスカット、タックル奪取など)も最多タイの6回とボールの出どころを読み回収した。
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◆南野の2得点演出 町田の正確な縦パスが得点のスイッチ(スポニチ)
W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本7-0中国 ( 2024年9月5日 埼玉スタジアム )
日本はW杯アジア最終予選で最多となる7得点で中国に大勝。ボール保持率は73・5%で、相手のシュートは1本に抑えるなど圧倒し、実力差を見せつけた。
3バックの左でフル出場した町田浩樹(27=サンジロワーズ)はゴール前を固めた相手に対し積極的に攻撃参加、縦パスで攻撃の起点となった。チーム2位のパス成功数100本中アタッキングサード(AT=ピッチを3分割した最も敵陣側)へのパス39本はDFながらMF久保と並んでチーム最多。成功率83%は25本以上の選手の中で最も高かった。
後半から5バック布陣になった中国に対しても攻撃のスイッチを入れるパスを狙い、同7分には久保からボールを受けた町田が南野に縦パスを入れ、三笘とパス交換した南野が得点した。同13分にはDFラインからボールを回し町田がゆっくりとした動きからゴール前へくさびのパス。上田が相手DFを背負いながら落とし、南野が決めるなど町田の縦パスから2得点が生まれた。
守備でもこぼれ球奪取がチーム最多の6回。エリア別ではATで4回と高い位置での奪取が目立った。ボールゲイン(パスカット、タックル奪取など)も最多タイの6回とボールの出どころを読み回収した。
中国戦でAマッチ11試合目。冨安や伊藤が不在の中、攻守で活躍したレフティーが持ち味をアピールした。