「相手は長い期間準備しているらしいので、セットプレーは手が込んでいると思うので注意したいです。最初の立ち位置とかでいつもと違う立ち位置を取ってきた時は注意しなければいけないですが、常に選手全員が声を掛け合ってやれば問題ないですし、僕たちも高さがある選手がいるので大丈夫かと思います」
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◆いよいよアジア最終予選が開幕へ…町田浩樹は中国を警戒「何かやろうと準備している感じもある」(サッカーキング)
日本代表に招集されているDF町田浩樹(ユニオン・サン・ジロワーズ)がメディアの取材に応じ、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の中国代表戦に向けた意気込みを語った。
8大会連続8度目のワールドカップ出場を目指す日本代表はアジア2次予選を6戦全勝で首位通過。最終予選ではオーストラリア代表やサウジアラビア代表と同居するグループCに組み分けられ、5日には『埼玉スタジアム2002』にて中国との初戦に臨む。日本がボールを保持する展開が予想されるなか、センターバック(CB)での出場が期待される町田は、中国のセットプレーや高さへの警戒感を示した。
「セットプレーについてはスカウティングを見た感じだと、何かやろうと準備している感じもありましたし、そこは注意してやらなければならないと思います。相手は長い期間準備しているらしいので、セットプレーは手が込んでいると思うので注意したいです。最初の立ち位置とかでいつもと違う立ち位置を取ってきた時は注意しなければいけないですが、常に選手全員が声を掛け合ってやれば問題ないですし、僕たちも高さがある選手がいるので大丈夫かと思います」
また、カウンターへの対応については「攻め残りというか、自分たちが攻撃している時に(守備を)サボってチャンスをうかがってということはあると思うので、DF同士で声を掛け合いながら、いつも通りやっていることなので継続していきたいです」とコメントしている。
昨シーズンはユニオン・サン・ジロワーズで公式戦通算45試合に出場するなど最終ラインの主軸として活躍。本人も「ベルギーリーグではオープンな展開が多いので、そういう中での1対1は自信を持ってやれていると思いますし、高い選手や強い選手を相手にも守備の部分ではやれているところもあると思うので、自信を積み上げていきたいと思います」と自信を示す。
そんな町田は今夏にボローニャやフランクフルトなどからの関心が報じられたものの、移籍は実現せず、少なくとも今冬まではユニオン・サン・ジロワーズに残留することが濃厚となっている。今後のステップアップの可能性については「もちろん5大リーグ、チャンピオンズリーグ(CL)に出場できるチームに絞ってこの夏は考えていましたし、実際に話していたチームもCL出場圏のチームでした。ただ、上手くいかなかったので、冬か来年の夏かは分かりませんが、ステップアップできればと思います」と語った。