2得点も勝利には結びつかず「勝たせないと。今はそっち(ゴール)に目を向けるべきではない」と悔しさをにじませた。
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◆鹿島DF濃野公人「勝たせないと」プロ初2得点&クラブ新人最多9点目も…逆転負けに悔しさにじませる(スポニチ)
明治安田J1リーグ第32節 鹿島2-3湘南 ( 2024年9月28日 レモンS )
鹿島の大卒ルーキーDF濃野公人がプロ初の2得点を挙げた。まずは前半22分。右CKからDF関川郁万がニアで競ったボールに反応し、右足で押し込んだ。5分後には鋭い嗅覚を発揮。敵陣でクリアボールを拾うと右サイドのFW鈴木優磨にパスを出し、一気にゴール前へ。鈴木からパスを受け、相手DFを背負いながら右足を振り抜いた。サイドバックながら今季9点目。14年にFWカイオがマークしたクラブの新人最多記録(8得点)を更新した。
しかし、その後は2点リードを生かせず失速。3失点で逆転負けを喫し、優勝争いからは脱落した。濃野は「相手は数で殴る形だった。それに対して横ズレができず、受け渡しのタイミングも後手に回る回数が多かった」と敗因を指摘。2得点も勝利には結びつかず「勝たせないと。今はそっち(ゴール)に目を向けるべきではない」と悔しさをにじませた。