「無失点で終えられたことは良かったですし、それプラス、自分たちのところから攻撃につながるようなボールをもっと出していけたらと思います。そこにこだわらないといけないですし、そこのレベルが上がっていけば、もっとチャンスが増えて、点も取っていけると思います」
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◆【鹿島】植田直通「課題は残ったが、次に向かって進んでいきたい」。細谷真大や垣田裕暉ら柏の強力FW陣を抑えたが…スコアレスドロー(サカノワ)
90分の中で結果を残したい…。
[J1 31節]鹿島 0–0 柏/2024年9月21日18:00/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ31節、鹿島アントラーズは柏レイソルとスコアレスで引き分けた。首位FC町田ゼルビアが北海道コンサドーレ札幌と引き分けたなか、9ポイント差を詰められなかった。
CBでフル出場した植田直通は試合後、「勝たないといけない試合でしたし、課題は残りましたけど、切り替えるしかない。まだまだ可能性はあるので、次に向かって進んでいきたいです」と語った。
「無失点で終えられたことは良かったですし、それプラス、自分たちのところから攻撃につながるようなボールをもっと出していけたらと思います。そこにこだわらないといけないですし、そこのレベルが上がっていけば、もっとチャンスが増えて、点も取っていけると思います」
ランコ・ポポヴィッチ監督のもと、より攻撃に重点を置くようになった。そこで失点を抑えていくことが使命だと植田は語ってきた。細谷真大、鹿島アントラーズから柏レイソルへ完全移籍した垣田裕暉、木下康介、そして『10番』マテウス・サヴィオら強力な個が前線におり、彼らにまず仕事をさせない――というノルマは果たせた。が、4試合未勝利だっただけに、決勝点を奪い切ることも求められた。
植田は「得点については前線の選手だけではなく、後ろの選手もしっかり課題として見つめ直していきたいです」とも語った。
ミスがあれば、90分のなかで挽回する。チャンスを逃せば、1試合の中で取り返してみせる。その試合のなかで“結果”を残す。鹿島にとって、そこが今一番の課題となっている。