日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年6月1日土曜日

◆【磐田】関塚監督「リスタート」初タクトで150分猛練習(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130531-OHT1T00197.htm

 リーグ17位に沈むジュビロ磐田は、オフを挟んで31日から練習を再開し、関塚隆新監督(52)が初めて指揮を執った。初日からミニゲームを含む約2時間半の猛トレーニングを敢行。新指揮官はチームを立て直して、残留に導くことを誓った。イレブンも期待に応えるように、キレのある動きを見せた。

 午後3時45分、ミーティングを終えた選手、そして関塚監督が大久保グラウンドのピッチに姿を現した。「今日はどこで見るか、立ち位置を探りながらでした」。約30分のランニングを終えると、ボール回しやショートパスと続き、最後は8対8のミニゲームも。約2時間半の猛練習を終えると、「やるべきことをやって、キャンプで一つひとつ詰めていきたい」と満足そうにうなずいた。

 選手に求めたのは自分たちの置かれた立場を理解することだ。ミーティングでは、最初に「今年1月にスタートした時の目標は何だった?」と質問。チームは始動時、「優勝とACL出場」を掲げていた。「現状はどうだ?」と投げかけ、「1つのチームとして共通理解を持ってリスタートすることが大事」と、まずはJ1に残留することを第1目標に設定した。

 ミニゲームの前には身ぶり手ぶりで約10分間、指示を飛ばした指揮官は、「中身は秘密」とニヤリ。選手に対しては「違和感を見たいので我慢してくれ」と、本職とは異なるポジションでのテストも行った。

 この日、大久保グラウンドにはテレビカメラ6台を含む報道陣約30人に加え、サポーターも通常の倍となる約100人が駆けつけた。チームは1日まで大久保で練習し、オフを挟んで3日から和歌山でキャンプを張る。「残留は当たり前。あと残り21試合、僕だけではなくみんなで作り上げたい」。リーグ戦が再開するのは約1か月後の7月6日。経験豊富な指揮官を中心に、反撃態勢を整える。

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