日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年8月1日木曜日

◆【少年サッカー】鹿島・栗俣、食育で10発!5年ぶり8強進出(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/etc/news/20130731-OHT1T00292.htm

 ◆報知新聞社後援 第37回全日本少年サッカー大会▽2次ラウンドE組 鹿島アントラーズ10―0Forest、鹿島アントラーズ1―0ディアブロッサ高田FC(29日、静岡・御殿場高原時之栖、裾野グラウンド) 2次ラウンド(R)の残り16試合が行われ、決勝トーナメント(T)に進出する8チームが決まった。2年連続出場の鹿島アントラーズ(茨城)はFW栗俣翔一(6年)が決勝点を挙げ、1―0でディアブロッサ高田FC(奈良)に勝利。5年ぶりに8強進出を果たした。ドリームリーグ(L)の残り16試合も行われ、ドリームT進出の8チームが決まった。テイヘンズFC金沢(石川)のMF宮村愛仁(6年)は、初の全国舞台で真珠腫(しんじゅしゅ)性中耳炎に負けないプレーを見せた。

 食育を武器に、鹿島イレブンが昨年の壁を破った。小谷野稔弘監督(29)は「昨年はここ(2次R)で負けていたので、1つの山場は越えたと思います」と笑顔を見せた。

 前回大会の2次R敗退後、体を作るため食事にこだわった。栄養のバランスを考慮して、練習では保護者に手作り弁当を頼んだ。「食事作りの参考になれば」と年に1度、栄養士を招いて講習会を開き、目が届かない家庭での食事にも工夫を求めた。栄養管理を徹底し、攻守で相手に走り負けない持久力を身につけた。

 決勝Tを争ったディアブロッサ高田FCは今大会出場48チーム中、最多出場の14回を誇る。強豪を相手にしても、選手は体力と冷静さで負けなかった。相手FWの猛攻をDF生井沢呼範(なまいざわ・よはん)中心に無失点で切り抜けた。0―0の後半15分、FW栗俣翔一が試合を決めた。久保田慧(さとし、いずれも6年)の右クロスを「飛び込むしかない」とダイビングヘッドでゴール左に突き刺した。「今年は絶対に2次Rを突破したかった。チームに貢献できてうれしい」と胸を張った。

 次戦は前回準Vの柏レイソルTORと対戦する。この日2戦合計で5得点を奪い、大会10ゴールで得点王争いトップに並んだ栗俣は「この後もゴールを決めて勝利に貢献したい」と意気込んだ。食事によって見違えるほど成長した育ち盛りの鹿島イレブンが、初優勝を狙う。

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