日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年11月12日火曜日

◆鹿島大迫ロスタイムV弾 今季18点/J1(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20131111-1216693.html



<J1:湘南1-2鹿島>◇第31節◇10日◇BMWス

 歓喜する湘南スタンドを、一瞬で黙らせた。後半ロスタイムに同点とされた直後、鹿島の日本代表FW大迫勇也(23)がゴール前左でパスを受ける。冷静に相手DFをかわすと、狙いすまして逆サイドに流し込んだ。駆けだしながら両拳を握りしめ、静まる相手スタンドの前で仲間と歓喜に浸った。

 前半に先制後、追加点を奪えずに失点。嫌な展開も「ラスト1プレーで決めるしかないと思っていた」と、最後まで得点への意識を切らさなかった。これで昨季の倍となる18得点。クラブ史上初の1シーズン2度目の4戦連発を達成した。

 冷静さが光った。中学時代にMFからFWに抜てきされると、年上の選手と1対1を続け、負けん気の強さで技術を磨いてきた。プロ5年目の今年は代表入りを機に精神的余裕が生まれ、勝負どころで結果を残してきた。この日も、勝ち星を落とせば優勝が遠のく瀬戸際で、冷静さを失わずチームを救った。

 今日11日に欧州遠征に出発する。「(代表は)また違うからね。相手のレベルも高いし、ゴール前で集中して取り組みたい」。欧州の舞台で飛躍する準備は、整った。【桑原亮】

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