日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年11月12日火曜日

◆鹿島・大迫 終了間際の千金ゴール(トーチュウ)


http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2013111102000020.html

◇J1第31節 鹿島2-1湘南

 劇的な一撃で、日本代表の力を見せつけた。欧州遠征出発前の一戦で、鹿島の若きエースが逆転優勝に望みをつなぐ値千金のゴールを決めた。

 「ラストプレーかと思い、狙っていた」。FW大迫が振り返るのは、後半ロスタイムに1-1の同点にされた直後の場面だ。キックオフから、右の西が出したクロスを遠藤が頭でつなぐ。ペナルティーエリア左でボールを受けた大迫はフェイントでマークを外すと、冷静に右足でゴール右下に流し込んだ。試合終了寸前の土壇場で決めた自身4試合連続ゴールが決勝点となり、チームにとっても価値ある勝利を運び込んだ。

 この日、首位の横浜Mが敗戦。10月19日に浦和との対決に敗れて、いったんは遠のいた逆転Vも夢ではなくなった。「全部勝たないと優勝はないと思っている。この勝ち点3が優勝したとき、意味のあるものにしたい」と虎視眈々(たんたん)と頂点を狙っている。

 リーグ終盤の激戦の前に、強豪と対戦する日本代表の欧州遠征に挑む。「勝って(代表に)行けるのはいいし、まずは試合に出ることだけど、相手のレベルも高いから、ゴール前で集中して取り組みたい」。大迫は代表で結果を残すことに、早くも目標を切り替えた。 (相原俊之)

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