http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/12/23/kiji/K20131223007251130.html
天皇杯準々決勝 広島1―1(PK3―2)甲府 (12月22日 Eスタ)
“紫軍団の大移動”が広島のベスト4進出をもたらした。延長を含めた120分の死闘の末に突入したPK戦。MF高萩が、コーナーフラッグ後方に陣取っていたサポーターに大きなジェスチャーで、移動するよう合図を送った。意図を理解した約2000人がPK戦に用いられるゴール裏のスタンドに場所を移し、甲府の選手が蹴るたびにブーイング。心理的な重圧を与え、5人中3人の失敗を呼び込んだ。殊勲者の高萩は「心強かったし、相手にはプレッシャーになった。伝わって良かった。チームとサポーターが1つになった」としてやったりの表情だ。
GK西川は「みんなが動いているのが見えたし、雰囲気が力になった。あの時点で“勝ったな”という感じでした」と笑顔。FW佐藤も「サポーターと一緒につかんだ準決勝切符」と感謝した。自らも公式戦8試合ぶりのゴールで応えた。前半23分、後方からのパスをヒールで浮かせるトラップでDF2人をかわして前を向くと、右足で「イメージ通り」のスーパーゴール。「13年シーズンを、14年の日付で終わりたい」と2冠を宣言した。元日の国立で天皇賜杯を掲げることが、サポーターへの恩返しになる。
GK西川は「みんなが動いているのが見えたし、雰囲気が力になった。あの時点で“勝ったな”という感じでした」と笑顔。FW佐藤も「サポーターと一緒につかんだ準決勝切符」と感謝した。自らも公式戦8試合ぶりのゴールで応えた。前半23分、後方からのパスをヒールで浮かせるトラップでDF2人をかわして前を向くと、右足で「イメージ通り」のスーパーゴール。「13年シーズンを、14年の日付で終わりたい」と2冠を宣言した。元日の国立で天皇賜杯を掲げることが、サポーターへの恩返しになる。