http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20140304-OHT1T00186.htm
◆国際親善試合 日本―ニュージーランド(5日・国立競技場) 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)が、当落線上にいる7人の“代役候補”に5日のニュージーランド戦で生き残りのラストチャンスを与える。5月のW杯メンバー発表前最終戦となる一戦に「どこまでインパクトを残せるかが先の招集に影響する」と明かした。4日の練習にはDF今野泰幸(31)=G大阪=が微熱で欠席。すでに3人のレギュラー陣が不在だが、離脱者がさらに増える可能性も出てきた。
最後の国立を“大迫デー”にする。先発出場が濃厚なFW大迫は、ミドルシュートの練習などで最終調整。「いい芝だった。とにかく自分のプレーをすることが大事」と意気込んだ。
試合日の3月5日をあだ名の通り「サコ」の日にするような活躍を期する。「(ゴールを)決められるようにしたい」。1トップを争うFW柿谷が発熱で離脱。巡ってきたチャンスは必ずものにする。
ブラジルW杯で活躍するため、1月にドイツ2部の1860ミュンヘンに完全移籍。2月のデビュー戦ではフル出場で、いきなりゴールを奪った。「(ドイツでは)そんないいボールも来ないし、最終的には個人の力になる。厳しい環境の中でトライすることで変わっていくと思う」。活躍のおかげで、早くも1部の複数チームから獲得の打診があった。周囲の反対を押し切った移籍は、間違いではなかった。
ライバルの柿谷が不在の中で得点できれば、代表生き残りへ大きなアピールになる。「明日はまずゴールに向かっていって得点を挙げたい」。エースとしてブラジルのピッチに立つため、強烈な一撃をゴールにたたき込む。