日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年5月4日日曜日

◆【J1:第11節 柏 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00172073.html

5月3日(土) 2014 J1リーグ戦 第11節
柏 1 - 0 鹿島 (13:04/柏/13,650人)
得点者:45' 工藤壮人(柏)
☆クラブ対抗totoリーグ第1ターン開催中!
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

Q:結果的に0-1と僅差で負けましたが、この結果をどう捉えていますか。
「両チームとも悪い内容だったのではないかと思います。今日はサッカーの技術という部分よりも疲労困憊の中でどれぐらい走れるかという部分のところだったのではないか、そのアドバンテージ、プラスアルファでレイソルがホームで戦えたところが、あともう少しのところで運動量があり、有利にできたところあったのではないかと思います。
当然ながら9番の選手(工藤壮人)の決定力、ペナルティーボックス内では慌てずにシュートを打つ、流し込むところは称えないといけないと思いますし、それはひとつの能力だと思います。ただ、うちはチームとしての動きの部分、運動量では一体感を出せていたと思います。もしかしてこうして急激に気温が高くなったところで、頭がボーっとしてしまい集中力が欠け、注意力が欠けた部分があったり、あるいは行くのか行かないのかという迷いがあったり、あるいは人を受け渡すところでも何人か迷いが見受けられたところがある。内容的には冒頭でも言った通り、技術というよりは運動量や球際の戦い、レイソルは球際の戦いで正当に、貪欲に競り合っていったことが大きな違いとして試合の中に表れたのではないかと思います。
前半、レイソルは前に3枚、中央に1人、トップ下に2枚を置く形で、点を取った後から後半は2トップにしてトップ下1枚という形で戦術的な守備の戦法を取ったところは非常に賢かったと思いますし、自分たちは考えられないパスミス、初歩的なパスミスが非常に目立った試合だったのではないかと思います。それは疲労から判断だったり、身体の俊敏な機能が低下してしまったところがあったのではないかと思います。まだ若いチームですので、過ちがあったり、経験不足から機能しない、自分のパフォーマンスを持続できないこともあったと思います。このピッチは非常に狭いし、レイソルの3バックは身長も高く、守備能力の強さを持っている。両ウイングバックは攻撃的で、両ボランチは時折相手のペナルティーボックス内でプレーしますが、ほとんどが高い位置でプレーしながらさばいて両ウイングや2枚のトップ下をうまく活動させることをやっていて、非常に徹底された機能が見受けられます。自分たちはいろいろ学べなければ、あるいは経験しなければいけないことの多いチームであって、疲労から中3日、中2日でどのように調整をしていくのか、どのように試合に向けていくのかも、ひとつの経験じゃないかと思います。
今日は土居選手がもう少し高いパフォーマンスができたんじゃないかと期待していたところであって、あとはダヴィ選手が連戦ということを考えれば、シンプルに仲間を使えばよかったところで、突破していったところは残念な部分だと思っています。小笠原選手はこの狭いピッチでのパフォーマンスというものが、連戦の中でのパフォーマンスを考えて、今日は非常に光るものがありましたし、柴崎選手は前半は良かったですが、後半はパワーダウンしてしまった部分があったのではないかと思います。伊東選手も非常に良かったと思いますし、山本選手は連戦でフル出場できているので疲労が見受けられました。昌子選手も連戦でずっとやってきている選手、その部分で非常に良かったのではないでしょうか。植田選手は若さがいろいろな箇所で表れている部分があります。センターバックはまず人を掴む、潰すということが仕事。ゾーンで人が来るのを待つのではなく、人を迎えに行くということが重要であって、それをセンターバックとして学ばせなければいけないと思います。土居選手は自分のスピード、ドリブル、相手をかわす能力を自覚した時には、もうひとつはボランチのためにプレーをするのではなく、チームの得点のためにプレーをすると自覚した時には伸びるだろうし、そういう遠慮が続いている間は伸び悩むでしょう」

以上

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