日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年5月10日土曜日

◆【J1第13節予想スタメン 川崎vs鹿島】鹿島の主軸を担う柴崎や昌子、代表入りに向けアピールなるか(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140509/188421.html


柴崎は4月の代表候補合宿に招集されるなど、W杯メンバー入りが注目される選手の一人 [写真]=Getty Images


■川崎フロンターレ メンバー構成に注目、フレッシュな金久保や山本らの活躍に期待

 7日に行われたACLのFCソウル戦は痛恨の逆転負けを喫した。相手が昨年のACL準優勝チームだったとはいえ、絶対の自信を誇るホーム等々力で終盤に競り負けたショックは小さくない。それでも試合はやってくる。それもすぐに。中二日で迎える強豪鹿島戦。やれることは多くないが、ポイントとなるのは守備面だ。

 FCソウル戦で3失点したが、これらはいずれも守備陣のミスによるもの。選手たちも「修正できる」と口々に述べた。実はリーグ戦では2試合連続無失点中。現在リーグ戦11試合(※ACLの関係で第12節は未消化)を終えて失点は11。つまり、1試合の平均失点数は1.0という計算になる。この数字は、柏、広島と並んでリーグ5番目に少ない失点数でもある。「これを0点台にしたい」と意気込んでいるのが、GK西部洋平だ。この鹿島戦で完封すれば、1試合平均の失点数は必然的に0点台となる。第一次セレーゾ体制時代の鹿島に在籍経験がある西部は、「鹿島は勝負強い」と十分な敬意を払った上で、この試合の無失点勝利に並々ならぬ気合いを入れている。

 他の注目点は選手の入れ替えがあるかどうかだろう。8日の時点では不透明だが、さすがに疲労の色が隠しきれなくなってきている主力組の何人かを入れ替える可能性はある。金久保順、山本真希、登里享平などの顔ぶれにはチャンスが巡ってくるかもしれない。フレッシュな彼らの活躍に期待したい。(いしかわごう)

■川崎予想スタメン

4-4-2

GK
21 西部洋平

DF
3 田中裕介
5 ジェシ
7 中澤聡太
15 谷口彰悟

MF
18 金久保順
16 大島僚太
14 中村憲剛
10 レナト

FW
11 小林悠
13 大久保嘉人


■鹿島アントラーズ 若手勢の活躍が連敗ストップのカギを握る

 柏、名古屋に連敗を喫し、勝ち点を伸ばすことができなかった鹿島は、ACLを戦った川崎とのアウェー戦に臨む。前節の名古屋戦は、先発3人を入れ替えて戦った。控えにまわった3人のうち、遠藤康は無理をするとハムストリングの肉離れになる恐れがあったため出場を回避。土居聖真は前半途中で緊急出場することになった。休みを与えた影響がどこまであるか分からないが、若い選手が再びチームに躍動感をもたらしてくれることに期待したい。

 その意味では、前節で途中出場した豊川雄太が攻守で持ち味の運動量を発揮し、チームに良いアクセントを与えていた。カイオのパフォーマンスが少し落ちてきている印象もあるだけに、豊川が先発復帰する可能性もあるだろう。

 ただ、連戦をこなす選手たちの疲労の色は濃い。若いCBコンビである昌子源と植田直通はラインの維持に務めているが、試合時間が進むにつれてコンパクトさを保てずにいる。中盤の選手たちの運動量を抑えるためにも、2人が連携を取りながらラインを高く保つことが重要だろう。

 ゴールデンウィークを挟んだ連戦もこれで終わる。チームの狙いを完璧に遂行できないコンディションの中で、どのように勝ち点を拾っていけばいいのか。先の2連敗は、痛みを伴う教訓として様々なことを与えてくれた。5連戦の最後に、その成果を見せたいところである。(田中滋)

■鹿島予想スタメン

4-2-3-1

GK
21 曽ヶ端準

DF
24 伊東幸敏
23 植田直通
15 昌子源
16 山本脩斗
MF
20 柴崎岳
40 小笠原満男
25 遠藤康
28 土居聖真
33 カイオ

FW
11 ダヴィ

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