日刊鹿島アントラーズニュース
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2014年5月14日水曜日
◆岩政大樹がW杯に臨む後輩内田にエール「どんな男になるか楽しみ」(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140513/189365.html
自身2度目のワールドカップに臨む内田篤人 [写真]=Getty Images
タイのBECテロ・サーサナFCに所属するDF 岩政大樹が13日、自身のブログを更新し、ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表メンバーに選ばれたシャルケに所属する日本代表DF内田篤人に言及した。
代表メンバーは、前日の12日に発表。「昨日の夜、そのニュースを見ていたら、アツトが、『4年前に一緒に出られなかった人もいるんで、そういう人の思いも背負って。』というような話をしていました。僕はありがたい話だなと思うと同時に、4年前のW杯がアツトにとって大きな傷、痛みとして残っているのだと思いました」と記すとともに、鹿島アントラーズ時代の後輩との思い出を振り返った。
「スピードと持久力があるのはすぐに分かりましたが、線は細く高卒でもあったため、数年後に出てきてくれればな、くらいな印象でした」と、内田が鹿島に加入した2006年当時について触れ、「開幕の数週間前、僕は当時のアウトゥオリ監督に呼ばれ、『右サイドはウチダでいく。サポートしてやってくれ。』と言われました。僕は驚きとともにやりがいを感じました。完全にスイッチの入った僕は、まだ若かったこともあって随分厳しく当たった気がします」と明かした。
「開幕までの期間、今思えば僕は強く言い過ぎた気がしますが、アツトも苦しんでいました。しかし、開幕戦の広島戦でどんどん前に仕掛けて、PKまで誘発するのを後ろから見ながら、僕は少しにやけてしまったのを覚えています」と思い返す岩政は、「僕の言葉を受け止めるところとうまく受け流すところのバランスを取れる頭の良さがありました。自分のことをよく分かってるんだろうと思います」と内田を評す。
「2年目、2007年には僕の要求をほぼ完璧にこなしていました。僕があそこまで多くを要求し、プレーを共有した選手はいません」と振り返るとともに、日本代表でも活躍しはじめた内田に対しての思いを、「アツトはこの世界を自分の足で歩くことをどんどん覚えて、僕は兄のような気分でアツトを見守るようになりました」と表現した。
岩政は、鹿島でのリーグ優勝や2010年のワールドカップでともにメンバーに入りながら出場がなかったことなど、苦楽をともにしてきた内田に対し、「僕はアツトがこれからどんな男になるかを楽しみにしています」と期待を寄せる。「そして、今大会のアツトの『No Pain No Gain』を応援しています」と、自身のブログの名前を交えて、2度目のワールドカップに臨む内田にエールを贈った。
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