http://www.nikkansports.com/brazil2014/news/p-sc-tp0-20140607-1313535.html
日本代表は5日(日本時間6日)、6日(同7日朝)の親善試合ザンビア戦に向け最終調整を行った。
「仮想コートジボワール」を相手に自分の持ち味を出し尽くす。1トップの定位置を柿谷、大久保と争うFW大迫勇也(24=1860ミュンヘン)はザンビア戦を前に「自分の一番良いところを出したい。まずは自分に勝つ、しっかりプレーすること。ゴール前でもっと自分を出したい」と話した。
定位置争いについては「それは監督が決めること。自分は何ができるかが大事」と淡々と話す。ただ、W杯前の最後の親善試合で「身体能力は高いから、それはイメージして動かないと」というアフリカ勢から結果を出せば、W杯1次リーグ初戦コートジボワール戦の先発も見えてくる。
来季、ブンデスリーガ1部に昇格する古豪ケルンへの完全移籍も決定。「まだドイツでプレーしたいと思った時に、どこでやるのがいいか、というのでケルンに決めました」。W杯前に新天地が決まり「今の楽しみはW杯。まずはW杯です」と目の前の大舞台に集中できる環境が整った。
これまで代表では監督や周囲の要求に応えようとしすぎる部分があった。ただ、それでも得点力が発揮しきれない。考えた末に行き着いたのが「ゴール前のプレーを増やして自分を出す」こと。自分を出し、結果を残せば自然に定位置もついてくる。【菅家大輔】