日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年9月28日日曜日

◆内田フル出場のシャルケがダービー制し連勝…香川途中出場のドルトは今季3敗目(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20140928/236680.html?view=more


マティプ(背番号32)の先制点を喜ぶシャルケの選手たち [写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガ第6節が27日に行われ、日本代表DF内田篤人の所属するシャルケと同代表MF香川真司の所属するドルトムントが対戦。前節、負傷から復帰した内田が先発、香川はベンチスタートとなった。また、セカンドチーム所属で前々節にブンデスデビューを果たしたドルトムントの丸岡満がベンチ入りした。

 対戦の度に熾烈な試合となる両者による“ルール・ダービー”。ホームのシャルケが開始10分に試合を動かす。左CKをデニス・アオゴがゴール前へ送ると、ジョエル・マティプがフリーでヘディングシュートを放ってネットを揺らし、先制に成功する。

 ドルトムントは15分、自陣からマッツ・フンメルスがロングボール。チーロ・インモービレが胸で落としたボールをケヴィン・グロスクロイツがシュートしたが、ブロックに入った内田に当たって枠を外れた。

 すると23分、シャルケは再び左CKから、一旦クリアされたボールをアオゴ入れ直し、クラース・ヤン・フンテラールが頭で合わせると、GKロマン・ヴァイデンフェラーが好セーブで防ぐ。しかし、アドリアン・ラモスが中途半端なクリアをすると、ゴール前の混戦から最後はエリック・マキシム・チュポ・モティングが蹴りこんで、追加点を得た。

 ドルトムントも3分後、右サイドをラモスが抜け出すと、中央へのマイナスクロスにピエール・エメリク・オーバメヤンがダイレクトのシュートを流し込んで1点を返した。前半はシャルケの1点リードで終える。

 後半開始早々の49分、ドルトムントはインモービレがミドルシュートを放ったが、ゴール左へのグラウンダーのボールはGKラルフ・フェールマンが腕を伸ばして防いだ。

 57分、ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は最初の交代カードとして、インモービレを下げ、香川を投入する。ドルトムントがボールを支配する展開が続くが、シャルケゴールに近づけない。内田は時折好判断の守備を見せ、要所を締める。

 ドルトムントは85分、香川が浮き球のパスをDF裏に送ると、ラモスにチャンスが訪れたが、ファーストタッチの胸トラップがやや大きくなり、シュートは打てず。結局シャルケが逃げ切り、2-1で勝利した。なお、内田はフル出場、丸岡に出場機会はなかった。

 シャルケはリーグ戦2連勝で今シーズン2勝目。30日にはチャンピオンズリーグ・グループリーグでマルボルとホームで対戦する。一方のドルトムントは3試合勝利がなく、今シーズン早くも3敗目となり、10月1日にはチャンピオンズリーグ・グループリーグでアンデルレヒトと、アウェーで対戦する。

【スコア】
シャルケ 2-1 ドルトムント

【得点者】
1-0 10分 ジョエル・マティプ(シャルケ)
2-0 23分 エリック・マキシム・チュポ・モティング(シャルケ)
2-1 26分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)

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