日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年5月12日火曜日

◆「ゾーンの鹿島」初0封勝ち(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1474782.html

「ゾーンの鹿島」初0封勝ち

<J1:東京0-1鹿島>◇第11節◇10日◇味スタ

 鹿島が今季公式戦16試合目(リーグは10試合目)で初めて無失点で勝った。FW武藤率いる好調東京の攻撃陣をシャットアウト。その理由は「守り方」にあった。セットプレー時の対応を、伝統のマンツーマンからゾーンに変更。試合2日前の練習で試験的に導入。セットプレーからの失点を減らすため、思い切った策に出た。

 日本代表DF昌子源(22)は「何かを変えようということでゾーンになった」。後半は相手の9本ものCKを耐えた。危ないシーンもあり、お世辞にも機能したとはいえなかったが、目の前の相手を見る“マンツー”から、決められた区域を守るゾーンへの変更。普通に考えると責任の所在があいまいになりそうだが、全員で連係しながら守る意識が吉と出た。

 ただのゾーンではなく“隠し味”があった点も見逃せない。後半から投入され、危ない場面を作られた相手の元日本代表FW前田には途中から、DF山本がマンツーマンで対応していた。前田は「多少動きにくくはなった」と振り返った。慣れないだけに、昌子は「ヒヤヒヤです」と苦笑いしたが、伝統ある鹿島の打った重い一手が4連勝中の東京を止めた。

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