日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年10月15日木曜日

◆【鹿島】主力温存が裏目、J2水戸にPKの末敗れる波乱(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20151014-OHT1T50238.html

 ◆第95回天皇杯 ▽3回戦 鹿島0(PK2-3)0水戸(14日、カシマサッカースタジアム)

 天皇杯3回戦が14日、各地で行われ、Jリーグ発足後、最多4度の優勝を数える鹿島がJ2水戸に敗れる波乱が起きた。0―0で突入したPK戦で2人しか決められず(本山×遠藤〇ダヴィ〇山村×梅鉢×)、2―3で敗れた。石井正忠監督は「監督の勇気のなさ、判断のところで負けてしまって申し訳ないと、(ロッカーで)選手に言いました」と交代枠1つを残したまま敗れた試合を振り返り、試合後はサポーターが集まるスタンド下で頭を下げた。

 前試合のナビスコ杯神戸戦(11日)から、先発10人を入れ替えて臨んだ。ナビスコ杯準決勝、リーグ戦と合わせ、週2試合の日程が続くため、主力選手の疲労を考慮した采配だった。試合は前半からFWダヴィ、MF本山らが決定機を作ったが、水戸GK笠原の好守などでネットを揺らすことができず、後半からは水戸にチャンスを作られる場面もあった。

 後半34分までに2人を交代させたが、体力的にきつくなる終盤、延長戦に入っても最後の交代枠は使わなかった。同監督は「使わなかったのは当然、このメンバーでも勝ちきれると思ったから。でも、(交代が)遅れてしまった」と説明。「こういう早い段階での負け。私自身の問題で判断だとか、そういう部分。選手に(敗因は)何もないです」と責任をかぶるように話した。

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