日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年11月21日土曜日

◆フランクフルトが鹿島・柴崎獲りへ!SDゾッコン「すぐにでも大丈夫」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20151121/bun15112105030001-n1.html

鹿島でプレーする柴崎。来年は違うユニホームを着る可能性が出てきた

 ブンデスリーガの古豪、フランクフルトがJ1鹿島の日本代表MF柴崎岳(23)の獲得に乗り出していることが20日、分かった。来年1月の移籍を目指して既に水面下で獲得を打診し、条件面の交渉がまとまり次第、正式オファーを出す見込み。現在リーグ戦12位と苦戦しており、後半戦巻き返しのキーマンとして期待されているという。

 ドイツの古豪が日本の若き司令塔に白羽の矢を立てた。フランクフルトがJ屈指のパスセンスを誇るMF柴崎の獲得を目指していることが判明。柴崎はかねてから海外移籍を希望しており、来年1月の移籍期間にも海を渡る可能性が高まった。

 ブンデスリーガ関係者によると、フランクフルトのヒュブナー・スポーツディレクター(SD)は柴崎の冷静なボールさばきや視野の広さを高く評価し、即戦力として期待しているという。

 現在はリーグ戦で12位と低迷。今冬に背番号10のチェコ代表FWカドレツをデンマークに放出することが決まっており、フェー監督の攻撃サッカーのキーマンとして柴崎を迎え入れたい考えだ。

 フランクフルトは現在、日本代表MF長谷部が在籍。8月まではFW乾貴士(エイバル)も所属し、かつては元日本代表FW高原直泰(J3相模原)や同MF稲本潤一(J2札幌)も在籍していた。

 ヒュブナーSDはサンケイスポーツの取材に対し、「Jリーグには注目しており、獲得を考えている選手がいる。長谷部や乾のようにすぐにここでやっても大丈夫な選手」と明言。鹿島がG大阪を3-0で下した10月31日のナビスコ杯決勝(埼玉)にもスカウトを派遣していた。

 移籍金は推定200万ユーロ(約2億6000万円)。鹿島の強化責任者、鈴木満常務は「正式オファーは来ていない」と話した。ただ、年俸など条件面での交渉がまとまり次第、正式オファーに発展する見通しだ。

 鹿島は、22日の名古屋戦(カシマ)で今季J1リーグ戦を終える。柴崎の国内ラストマッチとなる可能性が出てきた。

柴崎 岳(しばさき・がく)
 1992(平成4)年5月28日生まれ、23歳。青森・野辺地町出身。青森山田高2年時の2009年度全国高校選手権準優勝。11年に鹿島入り。同年4月の福岡戦でリーグ戦初出場、12年10月のFC東京戦で同初得点。同年2月にA代表に初選出。昨年9月のベネズエラ戦で国際Aマッチ初出場&初得点。J1今季28試合5得点、同通算140試合14得点。代表通算13試合3得点。1メートル75、64キロ。
フランクフルト
 1899年創立。本拠地はドイツ中西部のフランクフルトにあるコンメルツバンク・アレーナ(5万1500人収容)。リーグ優勝1度、ドイツ杯優勝4度、UEFA杯(現欧州リーグ)優勝1度を誇る古豪。2011~12年シーズンに2部に降格も、1シーズンで1部へ復帰。今季は3勝5分け4敗の勝ち点14で12位(20日現在)。日本代表MF長谷部誠が所属。アルミン・フェー監督。ヘリバート・ブルフハーゲン会長。

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