日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年11月15日日曜日

◆鹿島アントラーズユース、国際タイトル獲得へ大きな勝利(THE WORLD)


http://www.theworldmagazine.jp/20151114/03domestic/27134

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トップチーム昇格選手が躍動

12日、アジア・チャンピオンズ・トロフィーU-18・2015(以下ACT)の決勝戦1stレグが行われ、鹿島アントラーズユースと、同大会ホストチームであるフレンツ・ユナイテッドの試合がカシマスタジアムで行われた。

ACTは、マレーシアのサッカークラブ、フレンツ・ユナイテッドFCが主催するアジアサッカー連盟(AFC)公認の大会であり、日本からは今大会の鹿島が初出場。鹿島はここまでグループリーグと決勝トーナメントを圧倒的な強さで勝ち上がり、決勝戦進出を決めた。決勝戦はホーム&アウェイで行われる。

決勝戦1stLegの舞台はカシマスタジアム。鹿島のゴール裏には、ジーコのビッグフラッグが掲げられ、ユースチームの躍動を後押しする。その効果もあってか、試合は鹿島が主導権を握る。トップ昇格が決まっているFW垣田裕暉が前線で積極的にボールを受け、チャンスを作り出す。鹿島は決定機を決めきれずに時間が進んだが、前半終了間際の44分に試合を動かした。右サイドからのコーナーキックをDF大里優斗が蹴ると、中で合わせたのはトップ昇格が決まっているDF町田浩樹。U-18日本代表のイングランド遠征招集を辞退してこの試合に挑んだ男のゴールで鹿島が先制。リードして前半を折り返す。

後半は開始1分で鹿島が追加点を奪うことに成功する。後半から投入されたMF色摩雄貴が、左サイドでドリブルを敢行。相手DFを引き付けると、ボックス内でフリーになったMF西本卓申にラストパスを送り、西村がシュートをネットに突き刺した。

さらに62分には、この試合、中盤から質の高いボールを送り続けたトップ昇格のMF平戸太貴が、左サイドからクロスを上げ、垣田が豪快なダイビングヘッドを披露。これが決まり、鹿島が試合を決める3点目を挙げた。

試合はこのまま3-0で終わり、鹿島が優勝に向けて大きなアドバンテージを手に入れた。ACT決勝戦2ndLegは11月18日に、マレーシアのハントゥアスタジアムで開催される。

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