日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年2月22日月曜日

◆[PSM]リオより鹿島…2戦連発の鈴木「スーパーサブに甘んじない」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?183408-183408-fl



[2.21 プレシーズンマッチ 鹿島2-1水戸 カシマ]

 スーパーサブがプレシーズンマッチ2試合連続となる決勝点を奪った。鹿島アントラーズは1-1で迎えた後半42分、右CKの流れからMF小笠原満男の右クロスにFW鈴木優磨がダイビングヘッドで合わせ、豪快にゴールネットを揺らした。

 土壇場の勝ち越しゴールは、14日のプレシーズンマッチ讃岐戦(2-1)の後半40分に決めた決勝点に続く2戦連発弾。いずれの試合も途中出場で結果を残した鈴木は「いいボールが来たので、相手の前に入って当てるだけだった」と淡々と振り返った。

 ルーキーイヤーだった昨年9月12日のG大阪戦(2-1)。後半29分から途中出場し、J1デビューを果たすと、試合終了間際の後半45分にヘディングで決勝点を決めた。鮮烈なJ1デビュー弾を叩き込んだ19歳は昨年10月17日の柏戦(3-2)でも途中出場ながら後半アディショナルタイムに劇的な決勝点を奪った。

 “スーパーサブ健在”をアピールするプレシーズンマッチ連発となったが、本人はあくまでスタメン奪取を狙っている。「サッカー選手をやっている以上、途中から出ることに満足する選手はいない。自分自身、この立場に甘んじるつもりはない」とハッキリと言い切った。

「スタメンの選手と比べて、単純なパスや単純なトラップ、単純なところが足りてないからスタートから出られていないと思うし、そこを補いつつ、自分の良いところを伸ばしてスタメンになりたい」

 今夏のリオデジャネイロ五輪世代でもあるが、「鹿島で試合に出たい気持ちが強い。そこはあまり意識していない」と、あくまで鹿島でのポジション獲得に集中している。闘志を前面に出したプレースタイルと抜群の得点感覚は鹿島でも屈指の存在。結果を出し続ければ、その先の“未来”もおのずと付いてくるはずだ。

(取材・文 西山紘平)

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