日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年11月9日水曜日
◆大迫、カシマ凱旋弾決めるぞ!! 「特別な場所…結果だけにこだわる」(トーチュウ)
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2016110802000145.html
サッカー日本代表は7日、国際親善試合・オマーン戦(11日、カシマ)と2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選・サウジアラビア戦(15日、埼玉)に向け、茨城県鹿嶋市で合宿2日目の練習を行い、FW大迫勇也(26)=ケルン、MF香川真司(27)=ドルトムント=ら欧州組5人とJ2C大阪の山口蛍(26)が合流し計18人になった。1年4カ月ぶりの復帰となった元鹿島の大迫は「一番好き」という古巣のカシマスタジアムでの凱旋(がいせん)弾に闘志を燃やした。
FW大迫が第二の故郷で凱旋の一撃を狙う。この日、久しぶりに代表合宿に合流し、09年のプロ入りから13年までプレーした鹿島の練習場に足を踏み入れた。
「懐かしい感じ。代表として帰ってこられてうれしい」
そして、オマーン戦の舞台となるのは、古巣の本拠地カシマサッカースタジアム。かつての“庭”でゴールネットを揺らし、歓声を一身に浴びることだけを頭に思い描いているという。
「僕にとっては特別な場所。一番好きなスタジアムなので、結果だけにこだわりたい」
普段は、闘志を内に秘める薩摩隼人(はやと)が、そう強気な言葉を吐き出すのには理由がある。所属のケルンで、昨季はMF起用が続いたが、今季からは本職のFWで定位置を確保。開幕戦から公式戦11試合に出場し、4得点2アシストを記録してきた。その残した数字が、ストライカーとしての自負心の支えとなってきた。
「激しいリーグで2、3年プレーしてきたので自信はある。(昨季は)苦しい思いをした。ああいう思いはもうしたくない。FWとしか考えていないし、昔からやってきたポジションなので」
ケルンで自らの居場所をつくったように、代表でも存在意義を示す。だからこそ、「結果を」、「得点を」と、声高に叫ぶのだろう。
ハリル体制では3試合に途中出場し、いまだ無得点。ストライカー・大迫が、そのサッカー人生で最も得点を挙げた場所で、あふれる思いを歓喜のゴールに昇華させる。(馬場康平)
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